2010年7月3日土曜日

ステークホルダ分析

「ステークホルダ分析は、何が最も頻繁に議論を要するプロセスになるかについて、、ある程度明らかにしたり、制御したりするために役立つ」 - "THE ADVENTURES OF AN IT LEADER"(2009)

なにか一つのプロジェクトを始めるとき、一番重視することは何か?と問われると、個人的には、「キーパーソンをどう巻き込むか?」と考えている。参画する自分の立場によって対象者は異なっても、その人と良好なコミュニケーションを保たなければ、たとえ自分に周囲を圧倒する知力、体力があってもミッションの成功は覚束ない。一度その対象者を見つけてしまえばそれは地道な努力でなんとかなるものだが、難しいのは、「それが誰なのかを特定すること」。

そのキーパーソンたる人たちは、プロジェクトのどまん中にいるとも限らないし、最初からいる(把握できる)とも限らない。

どこにどんなステークホルダが居て、その人が、味方なのか、抵抗者なのかを見極めることは非常に重要で、それがもし一番最初に出来たなら、物事を自分が思っている方向にスムーズに進めていくための大きな源泉になる…が、いままでそれをプロジェクトという仕事場の中でクリアに出来た試しがない。

また、そんなことを考えければいけない季節がやってきた。今度はうまくやれるだろうか?