"You define areas to organize work items into logical, physical, or functional categories." - MSDN Library, Create and Modify Areas and Iterations"
「エリア(区分)の設定は自由だ!」。管理するプロジェクトの性格は様々で、端的に言えばその進め方、つまりフェーズの切り方が大きく異なる。いくらスプリント単位でタスクを管理するとはいえ、レポーティングの観点では、こういったフェーズごとのマネジメントは必須になり、必然的にそれに沿ったメッシュが必要になる。それをどこで管理したらいいのかと言うのが最初から疑問ではあったのだが、それを解決するのにうってつけの項目だ。
ちなみに、いくら勝手にオーガナイズできるといっても、それなりのガイドラインはきちんとMSDNで提示されている。 とは言っても、管理しやすく、複雑になりすぎす、適切にアクセス制限ができる、ということなので、ここは単純に、マネジメントの観点でのレポーティングに必要な大分類を、とりあえず1階層だけ設ける運用を始めることにした。
以前ポストした様に、今回Scrumチームでハンドルするシステム開発のデリバリだけではなく、そのセールスからアフターサポートまでのライフサイクル全てをTFSでマネジメントしようとしているので、Salesのパイプライン(初期訪問、提案、見積、受注等)ステータスがレポートで見れるようにしたいというニーズがあったので、それをプロジェクトの一つに設定することにした。うーん、非常に便利だ。最初はアドインを使って追加項目を画面に設定しなければならないかと思っていたので。本当に便利。
これで「区分とイテレーション」の使い方については決まったので、スプリント(とリリース)の設定についても一段落した。さて、次にやらなければいけないのは… "Building Your Product Backlog". プロダクトバックログアイテムを作る、か…(続く)