2011年5月9日月曜日

Team Fundation Server をつかってプロジェクトを管理してみる(2)

If your team uses Scrum or other agile processes, choose the process template for Microsoft Solutions Framework (MSF) for Agile Software Development v5.0.

If your team requires a rigorous audit trail and has a formal process for change management, choose the process template for MSF for Capability Maturity Model Integration (CMMI) Process Improvement v5.0. - "MSDN,
Choose a Process Template"

説明になっているようで、説明になっていないこのプロジェクトテンプレートの選び方。本当なら、CMMIとAgileそれぞれの比較を詳細にして、さらにここにScrumも加えての評価が必要…となるわけだが、今はそこまでの時間はない。とりあえずどれか一つまずは使ってみてから次を考えよう、と言うことにした。

その選択の前提となるコンセプトは、「小さなチームにより」「イテレーティブな開発プロセスの導入により」「早期に品質の高いプロトタイプを顧客に提供し」「そのリファインを繰り返すことで」「顧客満足の高いプロダクトを提供する」(ちょっと長いか…)なので、まずは、ツールとして、

・「小さなチームにより」
・「イテレーティブな開発プロセスの導入」

というやり方に適したものがいい、ということで、実はどれをとっても開発はイテレーティブに行うことが前提のテンプレート(もはやWF的な開発プロセスは一切考慮されていない?!)なので、どれでもよくなってしまうのだが、とりあえずは”Scrum”(※)を選ぶことにした。

※因みに冒頭の「テンプレートの選択」ではCMMIとAgileについてしか説明がない。TFSがデフォルトで提供しているテンプレートがこの2つしかないから。しかし、Scrum(正確にはVisual Studio Scrum 1.0)というテンプレートもMSが無償で公開しており、すぐに導入できる。また、MSDNにもきちんと説明がある

AgileとScrum、この2つのテンプレートががどう違うのか?(そもそもScrumはOne of Agileという理解なので、なぜScrumだけ切り出されたのか?)という疑問も解決しながらいろいろ試していこうと思う。さて、公開サイトからテンプレートをアップロードしていざプロジェクトを作成!…しようと思ったらエラーが。。。(続く)









とにかく今やりたいことは、


・短期間のイテレーティブな開発により、早期にプロトを提示することを通じた